BWP系
BWP とは
BWPとは、kingfisher氏の影響で 私もそう呼んでいるマテリアルのことで、BWPを巻いただけのフライパターンのことも「BWP」と呼んでいます。(詳しくはkingfisher氏のサイトを御覧ください。)
BODY WING PROTECTOR という商品名のフライ用マテリアルがあり、それが呼称の由来だそうです。
複数メーカーから発売されており色の種類も豊富ですが、商品名がバラバラな為、BWPと呼んで統一しています。
毛糸で言うファーのようなものです。
どのメーカーのものも1mで500円前後でしょうか。
これを巻いただけのニンフ「BWP」はよく釣れるので重宝するマテリアルです。
BWPに似た毛糸(ファー)
お手軽度 | ★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
おすすめ度 | ★★★ |
BWPに似た毛糸(ファー)を求めてオカダヤに行ったところ、予想以上に色々なメーカーから発売されていました。
これは100m1200円で購入した濃いオリーブです。他の種類も大体100m1000円前後で売られていました。
コストパフォーマンスは最強レベルだと思います。各色揃えてしまうと自分一人では絶対に使い切れません。
<ドイヒーフライシリーズ>
「BWP・黒」
更にマニアックな領域に
お手軽度 | ★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
おすすめ度 | ★ |
確かにBWPに似た毛糸(ファー)を買えば高いコストパフォーマンスを得られるのですが、問題もいくつかあります。
1.100mは長過ぎる
2.フライで使えそうな色が意外と少ない
これらを一気に解決する方法を御紹介します。
このような白いファーを
このような染料で(これもオカダヤで1つ400円で購入)
好きな色に染めてしまいます。
染める作業は最初は戸惑うかもしれませんが、やってみると意外と簡単です。
100ccくらいの熱湯に染料(粉末)を耳かき3~4杯くらい入れて、箸で摘んだファーを泳がせます。
浸す時間は薄い色がよければ10秒ほど、最大で1分ほど。それ以上は長くしても濃くはなりません。
すぐに水ですすいだあと、タオルに挟んでタオルごと絞ります。
こうすると干した後の乾きが早いです。5分ほど陰干しすれば乾きます。
染料1瓶の内容量は耳かき換算で300杯くらいだと思われます。
注意点としては、染料を混ぜる場合、期待している色にならないことがある点です。絵の具のようには上手く行きません。
上の画像の左から3番目は茶色にしようとして赤と黒を混ぜたのですが、なぜか紫になってしまいました。
手間はかかりますが自分で好きな色に出来るというのは大きな魅力だと思います。
<ドイヒーフライシリーズ>
「手染めBWP・チャートリュース」
- 最終更新:2016-11-01 00:03:38