両刃カミソリ
両刃カミソリのここが好きだ!
いきなりですが推し要素を書き殴ります。
・味のあるレトロ感
・ズッシリとしたメタル感
・故障知らずな単純構造
・替刃は金属片なのでエコ
・替刃が激安で圧倒的な低ランニングコスト
両刃カミソリってなに?
詳しくはここを読んで頂いたり、ググったりしてください。
簡単な説明代わりに一般的なT字カミソリとの比較表を書いてみます。
※本体のことをホルダーといいます
※一般的なT字カミソリ(CMでよく見る4枚刃とか5枚刃のやつ)をカートリッジ式カミソリといいます
コスト面の比較表
カートリッジ式 カミソリ |
両刃カミソリ | |
ホルダーの価格 | 1000円前後 | 1000円~1万円程度(金属製の場合) |
ホルダーの寿命 | 5年くらい? (割れる、壊れるなどするまで) |
一生もの (金属製だとまず割れない、壊れない) |
替刃の交換タイミング | 2~3週間くらい | 1~2週間くらい |
替刃の価格 | 200~500円/個 | 10~100円/枚 |
初年度のコスト (平均的な価格で試算) |
ホルダー 1,000円 替刃 5,200円 合計 6,200円 |
ホルダー 5,000円 替刃 1,200円 合計 6,200円 |
2年間のコスト | ホルダー 1,000円 替刃 10,400円 合計 11,400円 |
ホルダー 5,000円 替刃 2,400円 合計 7,400円 |
10年間のコスト | ホルダー 2,000円 替刃 52,000円 合計 54,000円 |
ホルダー 5,000円 替刃 12,000円 合計 17,000円 |
ホルダーが5千円!?高い!!
と最初は身構えてしまいますが、実は1年でペイできてしまいます。
その後はひたすら安上がりです。
機能面や定性面の比較表
カートリッジ式 カミソリ |
両刃カミソリ | |
見た目の美しさ | ☓ | ◎ |
替刃 | 互換性なし (モデル毎にバラバラな規格) |
互換性あり (全メーカー共通規格) |
深剃り性能 | △ | ◎ |
肌への優しさ (安全性も) |
◯ | △ |
髭剃り時間 | ◎ | △ |
髭剃りの難易度 | ◎ | △ |
目詰まりのしにくさ | △ | ◎ |
カビの生えにくさ | △ | ◎ |
その他の説明としては、表中にも書きましたが替刃の互換性の話。
全てのメーカーのホルダーに、全てのメーカーの替刃が使えます。
(例外はあるかもしれないですが、そもそもそんな独自規格を出してる時点で土俵に上がっていないので無視します)
ホルダーにも個性があって、替刃をセットする角度とか刃の出方なんかは結構違ってきます。
ですので同じ替刃でも違うホルダーにセットすると剃り心地が全然変わるのが面白いところです。
肌へのアタリが強いけど深剃りができることを、ホルダーの場合はアグレッシブ、替刃の場合はシャープと言い、
逆に肌へのアタリは優しいけど深剃りができないことをマイルドと言います。
両刃カミソリはこんな人におすすめ!
万人向けではありませんが、
下記のような方にはとてもオススメします。
・髭剃りコストを下げたい
・少しでも深剃りしたい
・丁寧に時間を掛けて髭を剃ることに抵抗がない
・この手の道具が好き
管理人ダブルの両刃カミソリ
いくつか所有している両刃カミソリを紹介して行きます。
ミューレ クラシックレイザー クローズドコム R89
AMAZONでも7000円弱で買えます。
このクローズドコムR89がマイルド、オープンコムR41というモデルがアグレッシブという位置付けですが、このR89も結構アグレッシブです。
芸術的な美しさとズッシリ来る重さが気に入っています。
重いと手先のブレを吸収してくれるので怪我の防止になります。
ジレット モデル名不明
両刃カミソリの元祖ジレットは、もう両刃カミソリを生産していません。
これはヤフオクで入手した両開き(TTO、twist to open)のモデルです。
YJL 両刃ホルダー
両開きのモデルで替刃10枚付き。よくわからない中国製。
2017年10月時点ではAMAZONで1799円で入手可能です。
安価ですぐ届くので、両開きが嫌でなければ最初の1本としては悪くないと思います。
ドルコ ダブルエッジ
ダイソーで売っています。
もちろん100円で、替刃2枚付きです。
ホルダーは樹脂製で、金属部分はありません。
これは使い心地としては、
樹脂製で、軽くて、マイルドで、ホルダーがカートリッジ式くらい長い
ことにより、
「両刃カミソリ」よりも「使い捨て1枚刃T字カミソリ」に近いです。(ここ重要)
コスト以外の両刃のメリットはほぼ享受できないと思ってください。
コストダウンのためだけにカートリッジ式から乗り換えるのはアリだと思います。
替刃について
替刃については人によって合う合わないがかなり別れるので、実際に使ってみて自分に合う替刃を見つけるしかないです。
誰にとっても良いものはないです。
私は日本メーカーのフェザーのハイステンレス(10枚で450円程度)を好んで使っています。
めちゃめちゃシャープで一歩間違うと血まみれなので、海外ではサムライ・ソードとかニンジャエッジとかの異名で呼ばれているとかいないとか。
私的には、流血率が抜きん出て高いとは思っていません。
ドルコは韓国のメーカーでカートリッジ式なんかも出している極々普通のメーカーですが、
ダイソーと提携したのでダイソーで10枚100円で売られたりして、安物のダメな品質のメーカーのように思われがちです。
実際にはそこまで悪い替刃だとは思いませんでした。AMAZONでも普通に売られてますしね。
マイルドが好きな人には結構合うかもしれません。
番外編 おすすめのカートリッジ式カミソリ
時間がない時にはやっぱりカートリッジ式が便利なので、
私は両刃式と両方所有して使い分けています。
おすすめのカートリッジ式のモデルはジレットのセンサーエクセルで、もう20年以上使っています。
2枚刃のモデルで、替刃はAMAZONで単価120円程度です。(2017年10月時点)
ただ、国内ではホルダーの生産は終了しているようで、AMAZONなどで輸入品をチラホラ見掛ける程度です。
興味のある方は今のうちにホルダーを2本程度、替刃もできるだけ多く確保しておいた方が良いと思います。(メーカーは多枚刃で高価な替刃のモデルにシフトして行く戦略なので)
良い両刃ライフを
両刃カミソリは何かと面倒臭くて、そのデメリットを上回るメリットがあるのかと言われると
「グ、グムー・・・」
とキン肉マン風に答えに窮するのですが、半分趣味のようなものなので割り切りましょう。
- 最終更新:2017-11-01 00:21:06