オイカワ用ロッド自作プロジェクト試作7号機

試作1号機 #2 8'0" 5pc(3pc) 53g
試作2号機        
試作3号機 #1-2 7'5" 4pc 84g
試作4号機 #1 6'10" 2pc 102g
試作5号機 #0 8'1" 4pc(2pc) 43g
試作6号機 #0-1 7'0" 4pc 38g
試作7号機 #1-2 7'5" 6pc 48g
試作8号機 #2-3 6'6"→5'6" 5pc 58g

試作7号機 #1-2 7'5" 6pc 48g

「Double Tail Ⅶ」(完成)

コンセプト
7号機のコンセプト。
・6号機よりもコンパクトなパックロッドを作ってみたい
・ラッピングをテープではなくスレッドでやってみたい

「○○が欲しい」
よりも
「××を作ってみたい」
という、正に目的と手段が逆転したコンセプト。
作りたいから作る。作るのが目的。そんな7号機の運命や如何に。
当然コストは抑えます。

材料(ブランク)調達
A6_123.jpg
タックルベリーで見つけた7尺3ピースの振り出しヘラ竿。525円。
ティップがグラスソリッドで残りはカーボンみたいです。

加工作業開始
サンドペーパーで塗装を落として糸巻きのグリップを取り除きます。
市販の竿のグリップの中身が新聞紙だったことに驚きました。

A6_124.jpg
逆並継のフェルールの長さも考慮して切断します。
これにフェルールを付けると一番下のバット側のピースが一番短くなります。

A6_125.jpg
1ピース目から5ピース目にフェルール(ジャンクのブランクを使用)を取り付けてスレッドでラッピングしました。
スレッドはナイロンのミシン糸#50です。
この後エポキシ接着剤を溶剤で薄めたものでコーティングします。

A6_127.jpg
グリップは6号機と同じにしようかと思ったのですが、
「最終的には削って円柱状にするので、削る前の形は何でも良いのではないか?」
と思い、ならば楽な方が良いのでコイン状にくり抜くのはやめて、適当に切り出してみました。

A6_128.jpg
こんな感じに組み合わせて削れば良いかな・・・と。
切り出すのに掛かる時間はかなり短縮できました。
今回の「角柱を4本」だと10分程度、
6号機の「コイン状を数十枚」だと4~50分掛かります。

A6_129.jpg
これをブランクにエポキシ接着して・・・

A6_130.jpgA6_131.jpgA6_132.jpg
ガンガン削ります。
今回は電動ドリルでブランクを回してヤスリを押し付ける形でやってみました。
凄く楽で早かったです。しかも綺麗にできます。
ワインディングチェックは今回もハトメを使いますが、ダイソーで売っていたので僅かにコストダウンできました。

A6_126.jpg
リールシートは5号機と同じです。(詳細は5号機を参照)
着色はダイソーのニスを5回重ね塗りしています。

A6_135.jpg
あとはガイドだけですが、今回はラッピングをスレッドで行うのでここからが長いです。

A6_133.jpgA6_134.jpg
ガイドは6号機と同様ですが、今回はストリッピングガイドありです。
ストリッピングガイドは3号機の時と形を変えてみました。

A6_136.jpg
スレッドでのラッピングが(不慣れなせいか)時間が掛かります。
これ1つで10分弱、スネークガイド1つ巻きつけるのに20分弱掛かってしまいます。
スレッドの色は明るめの黄土色です。
エポキシコーティングすると色が変わるはずなので、金色っぽくなることを期待してこの色にしてみました。

とりあえず完成
A6_137.jpg
とりあえず完成です。
仕舞寸法は40.5cm、完全にパックロッドです。

A6_140.jpg
重量は48gです。
6ピースということでフェルールが増えている分、若干重くなったようです。

A6_141.jpg
細部です。
ラッピングがスレッドなことを除けば5号機と6号機の応用ばかりです。

A6_138.jpg
ラッピングスレッドにエポキシコーティングした結果、悲しくなるほど地味な色になりました。

A6_139.jpg
コーティングのビフォー・アフター比較。

A6_142.jpg
なんか本当に地味でドンヨリした気持ちになってきます。

A6_143.jpg
今回、グリップは縦に貼り合わせたわけですが、接着痕が結構目立ちます。
今回限りの幻のグリップ仕様になりそうです。
それと画像ではわかり難いですがグリップの断面が楕円形になっています。
削る際に期せずしてそうなってしまったのですが、グリップ感が良い方向に変わるかもしれないと思い、あえてそのままにしました。
後で削って真円形にすることは可能です。

ところで上の画像、グリップの背後に斜めに写っているブランクがズレて見えませんか?
でも実際はまっすぐなブランクなのです。
私はこれを「目の錯覚」と名付けました。

恒例の、トップガイドに錘を着けての曲がり具合の確認。
まずは5円玉1枚+リング+クリップで7グラムです。
A6_144.jpgA6_114.jpgA6_100.jpg
左が試作7号機、真ん中が試作6号機、右が試作4号機です。
どれもグリップ部分のロッド角度は45度です。
6号機より若干堅く、4号機に近い柔らかさです。

思ったより堅かったので5円玉5枚+リング+クリップで22グラムもテストします。
A6_145.jpgA6_77.jpg
左が試作7号機、右が試作4号機です。
やっぱり4号機に近い柔らかさみたいです。

コスト
予め持っていた物も含め純粋にコストを出してみます。
工具は考慮しないことにして、消耗品は使用した分だけ計算します。
振り出しヘラ竿 525円
小計(ブランク) 525円
エポキシ接着剤 30円
絵の具用の筆5本セットの内1本 20円
ラッピングスレッド 20円
コルク鍋敷き 40円
ハトメ 3円
木管 100円
リールシートのニス 2円
アルミパイプ(リールシート) 15円
アルミパイプ(トップガイド) 5円
ジャンクのブランク(逆並継のフェルール) 25円
ゼムクリップ 10円
小計(ブランク以外) 270円
合計 795円
今回はブランクが安かったお陰でトータルが800円を切りました。
正直、これ以上のコストダウンはブランク次第になってしまい、本質から外れそうです。

実釣テスト
2013.03.09
釣果は実質ボウズだったので入魂はできませんでした。
番手は#1-2といったところでしょうか。
ファストアクションでシャキシャキしています。
トラウトも小さいのなら行けそうです。
不具合として逆並継が2箇所緩いことが判明しました。

7号機のこれ以降のテストはnishiさんが行ってくれることになりました。
渓流でもテストして頂けるようです。
上記の不具合の修正と、nishiさん用のラベル(色はリクエストされた緑と赤)の貼付けを行い、
2013.03.17にnishiさんに預けました。

A6_146.jpg
しっかり御主人(テスター)様のお役に立つんですよ。

試作1号機 #2 8'0" 5pc(3pc) 53g
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  • 最終更新:2016-10-31 01:45:11

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