オイカワ用ロッド自作プロジェクト試作6号機

試作1号機 #2 8'0" 5pc(3pc) 53g
試作2号機        
試作3号機 #1-2 7'5" 4pc 84g
試作4号機 #1 6'10" 2pc 102g
試作5号機 #0 8'1" 4pc(2pc) 43g
試作6号機 #0-1 7'0" 4pc 38g
試作7号機 #1-2 7'5" 6pc 48g
試作8号機 #2-3 6'6"→5'6" 5pc 58g

試作6号機 #0-1 7'0" 4pc 38g

「Double Tail Ⅳ for Zacco platypus」(完成)

コンセプト
6号機のコンセプト。
kingfisherさんに直接アドバイスをして頂いた際、オススメの延べ竿を教えて頂きました。
また、プラントFさんにお会いした際にもその延べ竿を絶賛されており、更に加工時のアドバイスもして頂きました。
幸運にもその延べ竿を入手できたので、実践してみようと思います。
5号機とは逆に、手間は掛かっても構わないので低コストを目指します。

材料(ブランク)調達
自分で発見したものではないので今回は伏せさせてください。
振り出しの万能竿とだけ書いておきます。

加工作業開始
まずはグリップの作成です。
今回は全てコルクで作ります。
A6_89.jpg
100円ショップのコルクコースターをドーナツ状にくり抜いてコルクリングを作ります。(詳細は4号機を参照)
このコースターだと希望の長さのグリップを作る為には50枚弱のコルクリングが必要でした。

適当な硬い棒にストローを通して、それにコルクリングにエポキシ接着剤を着けながら1枚ずつ通して行きます。
全部通し終わったらマスキングテープでギューギューに前後から巻いて、接着剤が乾く前にストローと芯の棒は抜いてしまいます。
A6_90.jpg
出来たものがこちらです。おでんに入れたくなります。
このガタガタのちくわ状のコルクを

A6_91.jpgA6_92.jpgA6_93.jpg
フリーハンドで ガンガン削ります。
真ん中の状態はオクラみたいで惚れ惚れしました。
目指したのはクラシカルシガータイプです。

A6_101.jpg
同じようにリールシートも全てコルクで作ります。

A6_102.jpgA6_103.jpgA6_104.jpg
まず四角柱にして、八角柱→円柱として行くと楽に成形できます。

A6_105.jpg
リールを乗せる部分を削ってあるので断面はこんな感じです。

リールを取り付ける金具は5号機と同様にアルミパイプですが、少し太いものを使いました。(長さ300mm、外径20mm、内径18mm、東急ハンズで220円)

A6_106.jpg
これでグリップとリールシートは完成です。

A6_107.jpg
3号機以来となるゼムクリップ製ガイドのフルセットです。
左端がトップガイド、右端はフックキーパー、残りがスネークガイドです。
今回はストリッピングガイドは使わない予定です。
3号機の頃と形をかなり変えましたので改めて手順を図にしておきます。

<ドイヒー式ゼムクリップガイドの曲げ方(改)>
スネークガイド編
A6_109.png
文字による説明が要らないレベルの図になるよう努力しましたが如何でしょうか。
クリップのカーブをそのまま使うのがポイントです。
このやり方でしたらペンチでカーブの内側をあまり触れずに作れますので傷が出来ません。
<ドイヒー式ゼムクリップガイドの曲げ方(改)・終>

トップガイドはゼムクリップに外径2.1mmのアルミパイプ(長さ300mm、東急ハンズで120円)を1.5cm組み合わせてみました。
A6_110.jpg

ブランクの加工ですが、振り出しの先端4ピースを使います。
悩んだ末、そのまま4ピースで仕上げることにして、3箇所に逆並継を作りました。
それと今回はプラントFさんに強く勧められた「塗装の剥がし」をやってみました。
カーボンのマットな黒鉄色の螺旋模様がむき出しになります。

これで全てのパーツが用意できたので、あとは組み立てて行くだけです。
5号機までと特に違いはないので工程は割愛します。

A6_108.jpg
ガイド装着前の状態です。

とりあえず完成
A6_111.jpg
とりあえず完成です。
仕舞寸法は62.5cm、重量は38gです。
パックロッドと呼べるものが作れた気がします。

A6_112.jpg
細部です。
リースシートのエンド部分はアルミパイプにコルクコースターを接着しています。

A6_113.jpg
マスキングテープのラッピングは金色の単色です。

A6_115.jpg
竿袋も作ってみました。
家内に作って欲しかったのですが断られましたので、小学生以来となるミシンによる裁縫です。

A6_116.jpg
竿袋の材料はダイソーのフェルトと紐です。
なんだか見た目がキュートになりました。

恒例の、トップガイドに錘を着けての曲がり具合の確認。
今回も5円玉1枚+リング+クリップで7グラムです。
A6_114.jpgA6_99.jpgA6_100.jpg
左が試作6号機、真ん中が試作5号機、右が試作4号機です。
どれもグリップ部分のロッド角度は45度です。
過去最高に柔らかかった5号機よりは堅く、4号機よりは少し柔らかいです。

A6_118.PNG
ラベルです。
考案者のkingfisherさんへの感謝の意を込めております。

コスト
ブランクになった万能竿に関しては書かないことにします。
工具は考慮しないことにして、消耗品は使用した分だけ計算します。
エポキシ接着剤 30円
絵の具用の筆4本セットの内1本 25円
マスキングテープ 5円
コルクコースター 120円
ハトメ 7円
アルミパイプ(リールシート) 15円
アルミパイプ(トップガイド) 5円
ジャンクのブランク(逆並継のフェルール) 15円
ゼムクリップ 10円
合計(ブランク以外) 232円
頑張って加工をした結果、驚きの低コストが実現できました。

実釣テスト
2013.01.26
DT2Fより軽いフライラインが用意できなかったので
#0~1相当のランニングラインをフライラインの代わりに使いましたが、
やはりこれくらいのラインウェイトが合っているようです。

柔らかい割にバットがシャキッとしているのでとても扱い易いです。
噂に違わぬ素晴らしいブランクだと思いました。

tyoukou130126_12.JPGtyoukou130126_13.JPG
約6cmのオイカワを寄せる時の曲がり方。

tyoukou130126_14.JPGtyoukou130126_15.JPG
約11cmのオイカワを寄せる時の曲がり方。
かなり曲がります。

2013.02.03
WF0FとWF2Fのラインで釣り比べをしました。
0Fはほぼしっくり来ていたのに対し、2Fは若干ロッドが負けている感がありました。
tyoukou130203_06.JPG

総括
#0ラインでちょうど良く、#1ラインでもバットの強さでこなせそうですので、やはり番手は#0-1で良さそうです。
グリップが想定以上に柔らかくなってしまったのですが、これのせいでグリップ内のブランクの曲がりがダイレクトに手の平に伝わって来て非常に面白いです。
本当に扱い易いロッドで、今後のオイカワ釣りのメインロッドになりそうです。

A6_119.jpgA6_120.jpg
A6_121.jpg
専用のロッドチューブも作ってみました。
ロッドチューブと竿袋まで入れた総コストは、
ザックリ計算で1000円弱(+ブランクの延べ竿の代金)です。

試作1号機 #2 8'0" 5pc(3pc) 53g
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  • 最終更新:2016-10-31 01:28:55

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