オイカワ用ドイヒーフライ

私がオイカワやカワムツ狙いで使用しているフライに関しての問い合わせを何件か頂きました。
ドイヒーなフライ、ドイヒーなタイイング、ドイヒーなマテリアル、そして何よりドイヒーな画像とドイヒーづくしで大変お恥ずかしい限りですが、ここに紹介させて頂きたくござ候。(丁寧に話そうとすると時代劇風になってしまう例)


浮くの

正直、そんなにシビアに作らなくても大丈夫だと思っているので、タイイングをする時の気分次第でウィング(ポスト)の色や形が変わったり、ハックルを使ったり使わなかったり適当に変えています。
今回はフック以外は100円ショップのアイテムのみで作っているドライフライを紹介します。
途中で背景色がコロコロ変わりますが気にしないでください。

C11_03.jpg
MARUTO(土肥富)の#20に下巻きをします。

C11_04.jpg
100円ショップの書道用の筆の毛をほんの少しカットして

C11_05.jpg
こんな感じでテールを作ります。
ヘアスタッカーは使っていますが別になくても大して変わりません。

C11_01.jpg
100円ショップの掃除用具です。

C11_02.jpgC11_13.jpg
繊維部分のアップです。
左画像の左端に写っているのは比較の為に置いたエアロドライウイング(材質はポリプロピレン:比重0.9)です。
材質はポリエステル(比重1.28)ですので吸水性はゼロです。
(比重についてはこちらにまとめてあります)
この繊維部分を4~5本切りとります。

C11_06.jpgC11_07.jpg
繊維部分をパラシュートのポストを作る感じで固定します。
正直、単なる目印なのでどんな色でも形でもいいです。
気分次第でタスキ掛けにしたりピンクに染めたり適当に変えています。

C11_08.jpg
前に伸びている筆の毛を強めに持ち上げ、根元の前側を2~3回強めに巻くと

C11_09.jpg
筆の毛がこんな感じで立ちます。

C11_10.jpg
斜め前から見るとこんな感じです。
この時点で ウィップフィニッシュをしてスレッドは切ります。

C11_11.jpg
筆の毛を四方八方にギューギュー広げます。
厳密に言うと四方八方ではなくて、正面から見て4時~8時の部分には筆の毛が行かないようにします。

C11_12.jpg
筆の毛をトリミングしてからヘッドセメントをつけて完成です。
筆の毛の根元部分にもしっかりセメントをします。

フライの名前は特に決めていません。
「オイカワ用のドライ」とか適当に呼んでいます。
以上、 色々ドイヒーで大変申し訳ありません。


おまけ
C11_14.jpg
上記と同じ100円掃除用具のポストで作った#20パラシュートです。
右のぶら下がり型は左のと同じフックを変形させたもので、
ベンドカーブが元よりも大きくなっているので厳密には#20ではないです。

私の場合、真面目に巻いてもこの程度です。


沈むの


fly_026.jpg
フックはMARUTO(土肥富)の#20で、 マテリアルは100円ショップのモヘアとビーズです。
ダビングは苦手なのでやりません。

色々ドイヒーで重ね重ね申し訳ありません。

  • 最終更新:2016-10-31 23:20:33

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード